私たち(株式会社みかんのもり)が活動する、和歌山・下津地域はみかん発祥の地として知られ、400年に渡りみかん栽培が続いてきたことなどから、2019年に「下津蔵出しみかんシステム」として日本農業遺産に認定されました。
しかし、認定されたからと言って、この美しい石積みのみかん畑を誰かが守ってくれるわけではありません。さらに、農業遺産は過去からの遺産を守るだけではなく、未来に誇れる遺産を今日の私たちが創り出していく必要があります。
この地域に誇りを持ち、ここに暮らす人々の知恵と想いを丁寧に紡ぎながら、ワクワクするまちづくりに取り組んでいきたい。
そんな思いで「みかんのもりプロジェクト」はスタートしました。本プロジェクトは、新たな人材を育成しながら地域資源であるみかん畑を守っていくことと、みかんの新たな価値を見出し地域経済に貢献していくことの、二つの柱で構成されます。
そして、株式会社みかんのもりは後者を担い、多くの皆様とのご縁を育みながら、皆様とともに、新たな未来の創出に尽力していきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
株式会社 みかんのもり
代表 森 賢三